エキゾチックアニマル・活き餌の倫理

こんにちはシクジリです。

皆さんは活餌(生きたままあげる餌)が捕食されるところを見た事があるでしょうか。
それは食事であり、死の瞬間でもあります。

飼い主の愛ととるか、業の深い人間の所業ととるか、
人それぞれだと思います。
様々な考えがあって然るべきで批判があって当然です。
良かったらコメント残していってください。

 

まず動く

これは惨く感じる一番の要因かと思います。
口に入る瞬間や捉えられてからももがいて生きようとする姿が非常に切なく感じます。
もちろん脱走されたり飼育している生体が咬まれるなんてこともあります。

f:id:sikujiri:20200603223059j:plain

 

 管理方法が違う

簡単に言えば家畜です。
家畜という言葉は時に悪口につかわれ、あまりいいイメージがわかないかと思いますが、ですが和牛も黒豚も家畜です。
何が言いたいかというと、管理次第でその質や供給を安定させることができます。
家畜=ぞんざいに扱ってるわけでは決してないのです。
むしろガットローディングという飼育する上でのテクニックとして、活餌に栄養価の高い餌を与えることで餌としての質を高めるというものがあります。

私自身コオロギにカルシウム含有量の多い自家栽培した小松菜を与えています。

そしてなにより死にます、活餌だからこそ起きることです。
くどいようですがぞんざいに扱っていいものではないのです。

 

嗜好性が違う

肉食のエキゾチックアニマルは狩猟本能がくすぐられないと餌を食べない種類や個体が少なくありません。
その点において活餌以上に食欲をそそる餌は無いでしょう。

飼いたい生体がもしそういった子ならそれは分岐点です。
私が初めて飼ったレオパのタケゾウも最初人工飼料を食べませんでした、
正直当時虫を買うことに抵抗があり人口飼料しかもっていなかった私は悩みました、結果は言わずもがなですが。
その時「自分のエゴで連れてきた生き物をどうして腹ペコにしているのだろう。」
と当たり前のことに気づきました。
自分が愛したいと思った子の幸せのためなら些末な問題です。

f:id:sikujiri:20200603222739j:plain

仮に猫がそうでも俺は、、、

 

活餌と人工飼料の違い、私は死ぬタイミングの違いと捉えています。
忘れないでほしいのは、ペットの餌に限らずほぼすべての食物は死んで糧となります。
ドッグフードの材料にも死んでいった命があることを理解するべきです。
「死を目の当たりにしているから惨い」ではなく、何かを食べるということは何かを殺す事、そこから目をそらすべきではないと考えます。

あー世の子供たちに伝えたい。。